Ghost is my Girl friend

表紙

一章 出会い

林谷彰は朝、学校に行くといつもと違う感じがした。
違うといっても学校が変わってるという訳ではない。
雰囲気というか何かおかしな感じがした。
教室に入ると未知のものがあった。
その物体は、俺の気配に気がついたようだ。
よくみると未知の物体は幽霊であった。
林谷「ゆ、幽霊…?」
???「あ、私のことが見えるんですね!」
幽霊は、こちらににっこりと微笑みかけてそう言った。
林谷「君は誰?」
林谷は恐怖心を押し殺し、訪ねた。
???「私ですか?私は美紅と言います」
美紅と名乗る幽霊は、律儀にお辞儀をした。

林谷「どうも、俺は・・・」
林谷が名乗ろうとするよりも早く美紅が言った。
美紅「林谷彰さんですよね」
美紅「林谷彰さんですよね」
林谷はあっけにとられた。
林谷「なぜ俺の名を知っている?」
林谷は、驚きながらも自分の疑問をぶつけた。
美紅「知っています。だってあなたに会いにきたんですから」
美紅はそういうと、林谷に向かってウインクをした。
林谷「俺に会いに来た?どういうことだ?」
林谷の頭の中は混乱していた。無理もない。見ず知らずの女の子(幽霊)にファンはいないからだ。
美紅「ちょっとした理由がありまして・・・」

そういうと少し俯いた。話題を変えようと林谷は別の質問をした。
林谷「ところで、君は他の人からも見えるのか?」
美紅「多分大丈夫かと思います。霊感が強くても見えるわけではないので」
林谷「そ、そうか。まあ、この後他の生徒も来るからそれで見えるかどうかわかるだろう」
林谷は自分に言い聞かせるように言った。
美紅「そうです!多分見えないので大丈夫ですよ!!」
どこからその自信はくるのかと唖然とした。
他の生徒の声が聞こえてきた。
林谷「やばっ、他の生徒が登校し始めてきた。続きは放課後だ。」
林谷は焦りつつも準備を始めた。
美紅「わかりました。それまで色々と自由に過ごしていますね!」

美紅とそういうと、フワッと天井の方に消えていった。
幽霊の便利なところだな。と林谷は消えていく美紅を見ながら思った。








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